口の中にいる歯周病を起こす細菌(常在細菌)について詳しく説明します!
口の中にいる歯周病を起こす細菌(常在細菌)について詳しく説明します。
口の中にいる歯周病の主な原因となる細菌(常在細菌)は、プラークと呼ばれる粘り気のある薄い膜で覆われた細菌の塊です
この細菌が、歯の表面にへばり付いて、歯周炎や、歯周病を起こし、歯の周りの骨(歯槽骨)の破壊を引き起こすのです。
特に次の2つの細菌が歯周病と関連しています。
1. ポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis): これは歯周病の進行に非常に重要な細菌です。この細菌が、歯茎の炎症を引き起こし、歯槽骨の破壊を促進する働きがあります。
2. トレポネーマ・デンタリス(Treponema denticola): これも歯周病関連の細菌で、特に、歯周組織に対する攻撃力を持っています。
この細菌は、他の歯周病細菌と協力して歯周病の進行がさらに、加速するのです。
これらの細菌は、歯の表面に付着て、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)に侵入することで感染が広がります。
プラークの効果的な除去や、適切な口腔ケアが行われない場合、これらの細菌が増殖し、炎症を引き起こし、歯周病の進行を促進するのです。
歯周病のリスクを軽減するためには、朝、晩の規則正しい歯磨き、健康的な生活、規則正しい食生活、適度な運動を行うことが大切です。
また、定期的な歯科医院での検診を受けることが重要です。
また、歯科医師の指導による歯科衛生士の口腔ケア(歯のクリーニング、スケーリングなど)を行うことで、これらの歯周病細菌から歯を守ることが出来るのです。
山崎デンタルクリニックでは、歯周病専門の歯科衛生士がいますので安心してわからないことは相談してください。