インプラントと認知症
京都駅前、歯を抜かない(非抜歯)取り外しが自分で出来るインビザライン矯正治療(マウスピース矯正治療)と、
歯茎を切らない、腫れない、出血が少ない、怖くない、正確確実で、安心・安全な身体に優しいインプラント手術を可能にした痛みのないノーベルガイドスマートフュージョンコンピュータガイドシステムを用いたインプラント治療に特化した山崎デンタルクリニックの
歯科助手です。
最近では、人生100年時代といわれています。老後について考えた際に、「認知症」の問題を考える方も多いのではないでしょうか?認知症になると、脳の機能が低下し、日常生活に大きく支障をきたしてきます。
認知症の原因ははっきりとわかっておらず、健康に気を配っていてもリスクがあります。しかし、最近の研究によってインプラントと認知症リスクに深い関係があることがわかってきました。
今回はインプラントと認知症の関係やインプラントを入れるメリットについてお話しします。
健康に楽しい老後を送るためにも、ぜひ参考にしてください。
認知症は、何らかの病気や障害などの様々な原因によって、記憶や判断などを行う脳の機能が低下し、日常生活や仕事に支障をきたすようになった状態のことをいいます。
原因は、はっきり特定されておりません。
年をとると人の名前を忘れてしまったなどあるかもしれませんが、これは加齢による「もの忘れ」になります。
「もの忘れ」は脳の老化によって起こりますが、ものごとの一部のみを忘れることにとどまり、ヒントがあれば思い出すことができ、日常生活に支障をきたしません。また、本人にもの忘れをする自覚があります。
認知症によるもの忘れは、脳の神経細胞が急激に破壊される場合が多く、ものごと全体を忘れてしまい、「もの忘れ」と違いヒントがあっても思い出せません。
また、本人には自覚がなく、日常生活に支障が出てきます。
進行性もあり、徐々にもの忘れが激しくなっていきます。
認知症によって、何度も同じ話をしたり聞いたりする・ものを失くしやすくなる・約束を忘れる・言葉が出にくくなる・家事や仕事の段取りが悪くなるなどさまざまな症状があらわれ、今まで通りの生活を維持するのが困難になっていきます。
さらに、怒りっぽく攻撃的な言動をしたり、徘徊したりといったトラブルにつながる行動を起こす場合も少なくありません。
認知症にかかると、生活が上手く回らなくなり介護が必要になるなど、さまざまな影響が及びます。老後の生活のためには認知症の予防は非常に重要です。
厚生労働科学研究で、歯がほとんどなく入れ歯やインプラントなどの人工歯を使用していない人は、天然歯が20本以上残っている人と比べて認知症発症リスクが1.9倍も高いことが報告されています。
歯の本数が少ないと認知症リスクが高まる理由は噛む力が低下するからです。噛む力が低下すると、脳の血流量の低下や食べる量の減少による栄養不足などが起きます。
同研究では、歯をほとんど失ってしまっても人工歯を使用している人は、天然歯が20本以上残っている人と認知症のリスクに差がないと言う結果が出ました。
インプラントは、噛む力を天然歯とほぼ変わらないレベルまで回復できる治療法です。そのため、インプラント治療を受けて歯を補うことで、認知症のリスクを軽減することができます。
また高齢者がインプラント治療を受けるメリットは、認知症予防だけではありません。主なメリットを紹介させていただきます。
・健康維持ができる
歯が少なくなると、食べ物を噛む力が低下してしまいます。
噛む力が衰えると、食べ物を充分に消化できず栄養不足になり、免疫機能が低下して全身疾患になりやすくなるといったリスクがあります。
インプラントで失った歯を補い噛む力を回復することは、健康維持につながります。
・誤嚥性肺炎の予防
「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」とは、食べ物やだ液が誤って気管に入ることで、肺に細菌が侵入して起きる肺炎です。
噛む力が衰えて喉や舌の骨の位置が下がると飲み込む力が低下し、気管に食べ物やだ液が入りやすくなり、誤嚥性肺炎になる可能性が高まります。
厚生労働省が2021年に発表した日本人の死因の第6位は誤嚥性肺炎です。インプラントで噛む機能を回復することで、誤嚥性肺炎を予防し、死亡するリスクを軽減できます。
・食事を楽しめる
インプラントは天然歯とほぼ変わらずに噛むことができる為、食事もスムーズに食べられます。
入れ歯は、食事を充分に楽しめないケースがありますが、インプラントであれば、味や食感を存分に楽しめます。食事は毎日のことなので、天然歯と同じように噛め、味を感じられるのはインプラントの大きなメリットです。
・若々しい見た目
歯を失ってしまうと、口もとの印象が老けて見えてしまいがちですが、インプラントを入れることで、歯並びが整い若々しい見た目を保てます。
入れ歯よりも見た目が自然なのにくわえ、ズレる心配がないため、会話の時に口元が気になることはほぼありません。
・お手入れしやすい
入れ歯は取り外して、歯ブラシや入れ歯用ブラシで磨いたり、就寝時に薬液につけて洗浄したりしなければいけません。また入れ歯と口の中どちらも掃除する必要があり、手入れの負担が大きいといえます。
もし入れ歯の手入れを怠ると、口臭・虫歯・歯周病に加え誤嚥性肺炎のリスクが高まります。また、入れ歯を取り外した時に、失くしたり壊したりする可能性もあるので要注意です。
ですがインプラントは、あごの骨と一体化しており、天然歯を歯磨きするような感覚で手入れができるため、手間を省けます。
山崎デンタルクリニックでは、無料相談やカウンセリングも実施しております。
インプラントにご興味がある方やご検討されている方はお気軽にお問い合わせください。
長く健康で楽しい生活を送るためにも一度ご検討されてみてはいかがでしょうか?