歯石①|スタッフブログ(詳細)|矯正歯科とインプラント治療に特化した京都駅直結の医療法人社団 山崎デンタルクリニック

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歯石①

京都駅前、歯を抜かない(非抜歯)取り外しが自分で出来るインビザライン矯正治療(マウスピース矯正治療)と、

 

歯茎を切らない、腫れない、出血が少ない、怖くない、正確確実で、安心・安全な身体に優しいインプラント手術を可能にした痛みのないノーベルガイドスマートフュージョンコンピュータガイドシステムを用いたインプラント治療に特化した山崎デンタルクリニックの

 

 

 

 

歯科衛生士です。

 

 

 

定期的に歯科医院に通って歯石を取っていっらっしゃる方も多いと思います。しかし歯石とは何なのか詳しく理解している方は少ないのではないでしょうか。今回は歯石とは何かを説明します。

 


歯石とは磨き残しであるプラークが長期間歯の表面についているとき唾液に含まれるカルシウムやリン酸がプラークに付着して(石灰化)石のように硬くなったものです。ブラッシングで磨き残したプラークは2日ほどで石灰化が始まりおよそ2週間で歯石となります。

プラークとは違って歯石は硬く歯にこびりついているので自分で磨いても取り除くことは難しいです。

 


歯石には乳白色の歯肉縁上歯石と黒褐色の歯肉縁縁下歯石の2種類があります。

歯肉縁上歯石は歯肉よりも上の歯の表面に付着する歯石のことです。比較的柔らかいのが特徴です。

歯肉縁下歯石は歯周病が進行して歯周ポケットが深くなった歯と歯肉の溝につく歯石のことです。歯肉縁下歯石は歯周ポケット内に付着するため歯肉縁上歯石よりも硬く取り除きにくいのが特徴です。

 


歯石の成分はカルシウムやリン酸、タンパク質、炭水化物や最近の死骸であるため歯石そのものは虫歯の直接の原因にはならないと言われています。

しかし歯石の表面がざらざらしているのでそこで細菌が増殖し歯の汚れがつきやすくなるため虫歯や歯周病を引き起こすリスクが高まります。

 


磨き残しのできやすい場所とは歯と歯の間、歯と歯肉の境目、奥歯の裏側、歯並びが悪く歯が重なっているところなどです。歯石は唾液と結びつくことで石灰化されるため唾液が分泌される下の前歯の裏側や上の奥歯は歯石ができやすいです。

この部位は特に丁寧に磨く必要があります。

 


毎日のブラッシングが重要ですがブラッシングで100%完全に取り除くことは困難です。

数ヶ月で歯石が沈着することも多いので定期的に歯科医院でクリーニングすることが効果的です。

お困りのことがあればいつでもご相談下さいね。

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