インプラントの痛みはどれくらい?
インプラントの痛みはどれくらい?
皆さまは、「インプラント治療」について、どのような印象をお持ちでしょうか?
自分の歯の奥深くの神経つまり、歯髄(しずい)と呼ばれる組織にまで虫歯の症状が重度に進行したため、歯を抜かない治療法(保存療法)を断念せざるを得ない状態や、抜歯を行わなければならない状態にある虫歯や歯周病の、新たな治療法として知られているだけではありません。
ご自身や、お子様の歯並びにご不安を抱いておられる方、あるいは「好きなタレントのように美しい歯並びを手に入れてみたい」と、憧れやご興味を持たれている方であれば、歯列矯正としてお馴染みかも知れませんね。 従来の、詰め物や被せ物による虫歯治療や、入れ歯による歯科治療よりも、大きく審美性と耐久性に優れていて、自分の歯に近い「第三の歯」を手に入れることが可能であり、インプラント治療後も定期的な検診や、丁寧な歯みがきによるメンテナンスを怠らなければ、より良い状態を長期間保つことが出来るインプラント治療。
しかし、外科的手術を行うので大掛かりな手術であるが故に、費用面や通院回数などの気になる点として、「痛み」や「怖さ」を挙げられる方もいらっしゃることでしょう。
そこで、インプラント治療における「痛み」についてご説明させていただきます。
インプラントの術中の痛み
まずは、「痛そう」「怖そう」な印象がある施術の実情から見ていきましょう。 より美しくて長持ちする、天然歯に近い「第三の歯」から生まれる自信と、素敵な笑顔を手に入れるために、インプラント治療を受ける前の気になる「痛み」について、施術中に痛みが生じる可能性と、施術に時間がどの程度掛かるのかをご説明致します。
■インプラントの手術中は痛い?
インプラントの施術を行う際は、表面麻酔と、局所麻酔を注射するため、患者様は痛みを感じることはありません。 麻酔の効き方に個人差がありますが、万が一途中で麻酔が切れた際も、適時追加投与を行いますので、ご安心ください。 また、インプラント治療では、局所麻酔より負担が少なく不安や緊張感を解す作用のある麻酔を用いた、静脈内鎮静法も行っていますので、お気軽にご相談ください。 麻酔の種類ひとつに至るまで、患者様のお心に寄り添った。
■インプラントは入院が必要?
インプラント手術には入院は必要なく、日帰りで手術が可能です。 インプラント手術に掛かる時間は、通常1時間〜2時間程度ですが、静脈内鎮静法行いますので覚醒するまでプラス1時間を見ておいて下さい。
インプラントの術後の痛み
インプラント手術後に生じる痛みの種類として、主なものには以下の3点が挙げられます。
・外科的手術を行ったことよる痛み
・骨の造成(人工骨を入れる)から生まれる痛み
施術後から、どの程度期間が経過したかによって、痛みの種類は異なります。 それぞれの痛みを種類ごとに見ていきましょう。
■インプラントの術後は痛いのか?
人工歯根埋入後、麻酔が切れてからの2、3日間は、少し痛みが起こる場合があります。しかし、痛み止めを飲んでいただくと治まります。
また、山崎デンタルクリニックでは、サージカルガイド手術を採用していますのでほとんどの患者様は痛みが無いので痛み止めを飲まなくていいです。
■インプラントの仮歯期間は痛い?
埋入された人工歯根が、完全に根づくまでの3カ月〜6カ月の間いわゆるくわえつけいせいき期間中は、それ自体に痛みは、ほぼありませんが、歯に負担を掛けることや患部に強い衝撃が加わることで、痛みが生じる可能性がある期間にあたります。 かたい物を食べることは控えて、鼻をかむ際にも、そっと、かみむようにしましょう。 仮歯を填めないままの状態で過ごすことは、「歯がない」外見的な問題が生じるだけではなく、噛み合わせの面においても完治の妨げとなるため、不便ではありますが必要な期間といえますので、適切に過ごしましょう。
インプラントで痛みが出ないために
インプラント手術から約一か月が経過期間後も、控えていただきたい注意点がありますので、ご説明致します。 インプラント手術が済んだ当日からは、出来るだけ安静な日常生活を送ることを心掛けましょう。 高過ぎる設定温度での入浴やシャワー、激しい運動は、体の血流を良くし、患部の血行も促進させることによって、痛みが生じてしまうため、控えておくことが賢明です。
■インプラントの手術後に痛みが出ないためにできること
ほかにも、辛い食べ物を食べることや、お酒や煙草といった嗜好品が原因で、施術後の痛みや炎症が増してしまうことがあるため、飲酒や喫煙などの生活習慣がある方は、控えておきましょう。特に喫煙は、インプラント治療自体が失敗に終わる最悪のケースを招く可能性があり、医学的見地から見ても大変危険な生活習慣です。
■インプラント後にこんな痛みがある場合要注意
インプラント治療は、決して、インプラント手術イコール完了ではありません。ここからは、メンテナンス方法についてもご説明致します。 いくつかの注意点を守ったにも関わらず、痛みが治まらない、患部の腫れが引かない場合は、残念ながら施術後の経過が良好ではない可能性を疑いましょう。 施術後に状態が悪化した原因としては、「痛みがマシになったから」と自己判断を行い、用法・用量に則って抗生物質、痛み止めを服用していない。歯みがきの際に力加減を誤ることにより、患部に刺激を与える、あるいは傷つけてしまっているケースなども考えられます。 ご不安な点は、施術後のアフターフォローも万全な山崎デンタルクリニックへご相談ください。