口腔ケアと免疫力

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歯科衛生士です。

寒くなり乾燥や感染症な流行しやすくなる季節になりました。

冬はからだが冷えやすく体温が下がることで免疫細胞の働きが低下し免疫機能が下がります。また冬は空気が乾燥するため自然免疫である鼻やのどの粘膜も乾燥しやすくなります。

マスクを着用する手洗いをしっかりと行うことが感染予防の方法ですが、感染症予防や感染しても重症化を防ぐにはウイルスや病気に負けない体の免疫力を高める事も重要です。

では免疫力を強化するにはどのようにすればよいでしょうか。

①乾燥させない

水分摂取やうがい、マスクの着用でのどを保湿しましょう。室内では加湿器や濡れタオルなどで空気の乾燥を防ぎましょう。

②からだをあたためる

マフラーや手袋などを使用すると冷えにくくなります。またお風呂では忙しいとシャワーだけになりやすいですがゆっくり湯船に浸かりましょう。

③健康的な食事(発酵食品や野菜、腸内環境を整える)

腸内の善玉菌を増やすことで免疫力を高めたり感染を予防したりします。ヨーグルトや大豆製品、野菜や穀物などの善玉菌が好むものを意識して摂ると良いです。

④適度な運動

適度な運動は免疫力を高めることに効果的です。運動することで体温の上昇や肥満予防にも繋がります。

外に出て行うものだけでなく家の中でも出来る簡単な運動や、入浴後血流が良くなっている状態でストレッチなどを行うと効果的です。

⑤睡眠の質を高める

睡眠の質が高い人ほど風邪の発症率が低くなると言われています。朝は決まった時間に起きる、寝酒をしない、寝る前にスマホやテレビの光を浴びないなどがあります。また湯船に浸かることや適度な運動は睡魔の質を高めることにも効果があります。

⑥ストレスをためない

前向きな気持ちで過ごすことや無理をせず休むことが大切です。また笑いが免疫力を上げると言われています。それは作り笑いでも効果があるそうです。自分の好きなことをしたり好きなものをみたりして楽しみましょう。

⑦お口の中を健康的に保つ

最近の研究では口腔ケアをしっかりすることが体の免疫力を高める効果があることがわかったのです。

口の中には細菌がたくさんいます。常在細菌には体を守る細菌もいれば逆に体に悪影響を及ぼす細菌もいます。この悪さをする細菌やウイルスを減らすことが大切です。細菌の塊であるプラークは歯磨きをしないと落とすことはできません。

歯周病を放置し重症化してしまうと歯周ポケットという深い溝ができてしまいプラークの細菌の温床ができてしまいます。

お口の免疫力を高める口腔ケアには大きく2種類あります。皆さんが毎日ご自宅で行なっているセルフケアと定期的に歯科医院で行うプロフェッショナルケアです。

セルフケアケアでは、念入りに歯磨きしても歯ブラシが届かないなどどうしても磨き残しがでてしまったり歯ブラシでは落とせない汚れが付着してしまうことがあります。

そのため定期的に歯科医院でプロフェッショナルケアを受けてセルフケアでは落とせない汚れを落とし口腔内の健康状態を良好に維持する事が重要です。

定期検診を受ける事でむし歯や歯周病にかかっていないか、もしむし歯や歯周病になっていたとしても早期に対応できるため歯を失ってしまうようなトラブルを予防する事ができます。

また山崎デンタルクリニックではBlue Radical(ブルーラジカル)といった重度歯周病をターゲットとした非外科的治療法で効果を国が認めた唯一の歯周病治療器を導入しております。

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歯周病に不安のある方は遠慮なくご相談くださいね。